2012年5月号
「芯体操と私」 芯体操代表 津田美智子
インストラクター検定などにチャレンジされた時に、「芯体操と私」というテーマでレポートを書いていただいたりします。一人一人の人生に「芯体操」が、こんなにも関わって大切に感じていただいているのかと嬉しく思う瞬間です。
命名した頃は、「芯」という字は殆ど、認識されていませんでした。ボールやリボンを使う「新体操」と間違えられるのではという懸念もありましたが、今や「芯」という言葉はテレビのCMでも使われるようになりやはり先見の明があるなとにんまりしています。
「芯」だけで生きてきました私としましては、今や、究極の「芯」づくりにのめり込んでいます。づくりと言いましても感覚的なものと捉えがちですが、実はかなり、実感として捉えられることが可能になっています。
色々な運動を生み出しながら進化しているのですが、身体が教えてくれることは、無限であり、生み出している私が追いかけているような時もあります。レッスンでは、その日の赴くままに進めていますが、毎回、違った展開になったりしますので、終わったときに、ああ!この為にスタートのあれがあったのかと、自分で驚くことが多々あります、
そんな関係ですから、「芯体操」と私はイコールというよりも、神様にいただいているプレゼントのような気がしています。
こんなに理にかなった運動はないのではと思うほど明解です。人間の身体の成り立ちを改めて教えられることが多いのです。
身体が病んだ人ほど、「芯体操」が良く理解できるのかもしれません。それは、身体の中の筋肉と向き合っていくからです。外の筋肉だけで生きている人は、中が、縮んでいますのでだんだん外の筋肉も硬くなって詰まった身体になっていきます。硬くなっていくと全ての循環が悪くなっていきますので気を付けてください。
筋肉を繋いで使う運動は、初めて経験される方が多いですね。昔に事故に遭ったとか、捻挫や骨折などを経験されている方は、身体の深部に縮みや、歪みを閉じ込めている場合があります。「芯体操」で芯を感じて運動していますと、どんどん中から、縮みが出てきます。ドスンと落ちていた重い身体が、持ち上がる時です!痛いところや、突っ張った筋が出てきたらしっかり自分の力(ばか力ではありません)で伸ばしていきましょう。
普通は体力が落ちるという還暦から80代の方でもみなさん、劇的に美しくなられています!若い時から始められると、今の時代の流れで筋肉のない若者がしっかりした、骨格を形成することができます。健康な赤ちゃんを授かる為にも是非、ご夫婦でも始めて欲しい運動です。
「芯体操と私」是非レポートを書いてみませんか!
- 芯体操十周年記念パーティー
- 日時:2012年12月16日(日曜日) 12:00〜15:00
- 場所:京都七条 ハイアットリージェンシー京都
- チケット代:14,000円
- 予約の申し込みはお済みですか?一人でも多くの方のご参加をお待ちしています。
八尾恵光寺教室 谷口智美
「芯身自然整体指導者養成講座」六教程を修了された谷口智美さんに原稿を寄せていただきました。
六教程の最終日、私は「やっとスタートラインに立てた気分」でした。毎回本当に予想以上の発見があり、驚きと納得の連続でした。人間の身体は本来とても自然に伸びやかにそして狂いなく精巧に出来ていました。が日々の「くせ」によって少しづつ歪めてしまっていたということを改めて納得しました。私は芯体操に出会う前から身体で表現するダンスが大好きでした。でも今はただ踊るだけでなく『芯で表現する』ことを目標としています。なぜなら、それが一番自然で美しく、人に感動を与えられるものだと思うようになったからです。六教程を経たことでもっと自分の身体を知りたい、もっと自然な状態で表現できるようになりたいと思うようになれました。
これからもますます頑張って次はインストラクターを目指します!
- 無料体験講習会のお知らせ
- 日時:5月28日(月)10:30〜12:00
- 場所:醍醐カルチャーセンター(パセオ・ダィゴロー西館4階)
- 教室開講の場合 毎月第2、第4月曜日(月2回コース)
- 連絡先:090-5903-8913
お友達、お知り合いの方を紹介お願い致します。
やはり逝ってしまいました。 定兼信子
92歳になる母が大往生を遂げました。
昨年11月、市の健康診断を受けた際、肺に癌が見つかりました。連絡を受け東京の実家に駆けつけてみると本人は「もう治りかけている!」といたって元気でした。その後主治医・本人・家族が話し合って積極的な治療はしないということで市民病院と連携してもらい近所のお医者さんに毎日往診してもらっていました。、家族と共に過ごし『気持ちいいね!有難う!』と兄夫婦に感謝していたようです。そして主治医の宣告通り3月31日に静かに逝ってしまいました。
「治りかけている」を連発しながらも予期していたのですね。母の名前は壽美子。大正琴が好きで、地域のカラオケ大会には毎回伴奏を頼まれていて嬉しかったのでしょうか、亡くなる少し前には『壽壽妙琴大姉』と自分で戒名を付けていました。亡くなった後仏壇の下からは『極楽行きの服ここに在り』と書いた袋が出てきました。一人でそれを用意していたと想像すると胸がつまりますが、それも母らしいと納得です。
いつも前向きでしっかりと生きた92年、楽しく、愉快で心豊かな生き方に我が母ながら拍手を贈ります 。
編集後記 定兼信子
代表が「芯体操と私」のレポートを勧めておられます。これを機に芯体操を通して自分と親、子供、友達との付き合い等書き綴ってはいかがでしょうか。でも、書くのって難しいですね。代表が毎回内容のあるメッセージを書かれるのは大変なことだと思います。