津田美智代の芯体操 Shin Experiences

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2013年2月号

 

「健康」についての意識があるかないか…    芯体操代表 津田美智子

 向春の候、まだまだ寒さ厳しい日々が続いています。「芯体操」11年目に突入、新しい年が始まって2ケ月足らずですが、公私共に忙しく過ごしています。今年の「芯体操」は高齢化社会に向けて、私達自身に降りかかってくる問題に対して、じっくり考えてみたいと思っています。  
 まず「健康」についての意識があるかないか、それに対しての対策があるのかどうかということなのです。確かに健康への意識が高まってきていますが、その手段として適切な方法がなかなか、見つからないのが現状です。  
 「芯体操」の運動・マッサージは、とにかく身体の深部から改善していこうという強い意志によって生まれました。筋肉のつなぎということを基本に行う運動は「芯体操」のもっとも重要なオリジナル整体運動です。身体の中から外を見るという体験によって普通に生きていては知り得ない世界を感じてきました。通常、自分の身体に対して感じることは身体の表面を見ている自分がいるのだと思います。  
 だから身体に異変が起きたとしても、直ぐには対処する方法が分からなくて病院へ行く方が多いのですが、身体の中から見ていますとある程度、知覚から状態を判断することができるのです。この感覚を知っていただきたくて、筋肉のつなぎということに力を入れています。感覚器官を通じてもたらされた情報をもとに、身体内部の状態を把握する働きを促してくれるのです。  
 筋肉をつなぎながらかかとから頭まで動かしていくことで初めて、身体の歪み、縮みを改善しながら真(芯)の健康体をつくることができるのです。初めてお教室に来られたときよりも、ずっと若返っていらっしゃる皆さまを見ていますと本当に心から喜びが湧いてきます。内股で膝頭が突っ張ってしまっていたのが、ちゃんと膝関節が使え、クッションができているのを見ると、ホッと安堵の思いです。  
 レッスンの最後の瞬間、いつも皆さんの姿勢が芯を通して真直ぐに保たれているのを見て、またまた喜びでいっぱいになります! この感覚こそ誰もが、もっていて欲しいという私の願いであり希望なのです。 そんな身体に夢を持って、今年もレッスン楽しくチャレンジしてくださいね!

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マヨルカの旅                          中野千鶴子

 あれから20年近くが過ぎました。そう、私が愁いを漂わせたハンサムなショパンに恋してから。
 ショパンは、1830年20才の時、ポーランドからパリにやって来ました。美しいワルツやノクターンを携えて。多くの美しい女性達の中から彼に選ばれたのが、その時すでに有名な女流作家だった、ジョルジュ・サンドでした。そしてサンドの前の恋人の嫉妬から逃れる為にマヨルカ島へ。1838年の秋、ショパン28才、サンド34才の時でした。
 翌年の2月11日までヴァルデモサという村の修道院の僧房を借りて住んでいました。彼は、そこですでに始まっていた結核に悩まされながらも、サンドの深い愛情に支えられ「雨だれ」を初め数々の美しい曲を作り、人生最高の時を過ごしていたのです。  
 その私のヴァルデモサへの旅、今回が四度目、そして初めての一人旅でした。ヴァルデモサは、マヨルカの中心、パルマから18km山側に行った所にある今だ中世の面影を残す美しい村です。  
 パルマの街から山の方に向かって進んで行くうちに、「マヨルカの雪」と呼ばれる白いアーモンドの花があたり一面を覆っていました。どうしても私はショパンも見たこの光景が見たかったのです。そしてオレンジ、レモンがたわわに実り、オリーブの木々がその枝を広げていました。  
 ホテル到着後、早速僧院に向かいました。礼拝堂を抜け、暗く長い廊下の先の彼等が暮らした僧房へ。一室にショパンが弾いていたピアノや、彼の櫛。そしてサンドがショパンと別れた後も手元に置いてい た彼の一束の髪の毛。包み紙にはの文字が。
 その年にショパンは亡くなったのです。39才の若さで。すでにふたりは、二年前に別れていました。以後二人は、一度偶然に出会った外は二度と会う事はなかったのです。ショパンの方も別れた後もサンドの髪の毛の入ったサンドのイニシャルが刺繍された小さな絹の袋を大切に持っていたということです。
 今回の五日間のヴァルデモサ滞在中、私はショパンの面影を追って村中を歩き回りました。そしてショパンも見たという「樹齢1000年のオリーブの樹」に巡り会いました。その樹は、あるホテルの庭で大切に育てられ、ショパンとサンドの住んだ僧院を静かに見守っている様でした。この樹から私のこれからの人生に、大きなパワーをもらった気がしました。 そしてもう一カ所「エルミータ」というショパンも見た古い教会へ。それは修道院から五キロ行った山の中腹斜面に、海を見下ろす様に立っているという。私は道幅の狭さ故、途中から数百メートルを歩いて急な斜面を登らなくてはならなかったのです。股関節症で長年悩んだ私がよく登れたものです。これは全く芯体操のおかげだと本当に感謝しています。
 そしてついにたどり着いたのです。パッと視界が開け、そこは全く静寂の中、石の古い教会とただただ青い海が眼下に広がる不思議な絶景でした。
 私はこの夢の様な光景を生涯忘れないでしょう。 ヴェルデモサ最後の日、僧院の広場に一人佇むショパンの銅像に「又、帰ってきます」とお別れを言って、この村を去りました。
 この夢の様な、そして一瞬にして過ぎ去ったマヨルカへの旅は果たして現実だったのでしょうか?


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編集後記                                大石

 木幡スタジオ外観。 このキュートな女の子を目当てにどうぞ。活気ある地域の要にしていきたいものです。


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