津田美智代の芯体操 Shin Experiences

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2013年3月号

 

「やさしくね やさしくね やさしいことはつよいのよ」                                         芯体操代表 津田美智子

 このことばは、日本初の肢体不自由児養護施設「ねむの木学園」を設立された元女優・歌手だった宮城まり子さんの学園に貼ってあることばだそうです。なんてやさしいことばなのでしょうか。1968年に設立されたといいますから、もう45年も経つのですね。
 学園の生徒さんの絵画展に何度か足を運んだことを思い出します。障がいを持った子供とは思えないほどの素晴らしい絵にどれだけ感動を頂いたことでしょう。とてもゆっくりではあるけれど、子供たちは毎日成長しているという宮城さんのことばどおり、年数を経て同じ子供たちの絵を見た時に、見事に成長しているということを実感したものです。
 なんとやさしく導かれているのでしょう。本来そこまでの能力を引き出していただく機会なんて滅多にあるものではないと思っていました。しかし、絵画に終わらず、歌や楽器演奏などにも驚くような才能を発揮し、またその容姿すら、変わるということに驚きました。
 今なら、身体と心の可能性に向き合ってきたことで、とても良く理解できます。身体に命を吹き込むことで、大きな可能性を膨らませることができるということなのです。身体が喜ぶことで心が生き生きと答えてくれるのです。きっと、絵を描くことや歌や演奏は、身体いっぱい使って表現するように、宮城さんは一生懸命伝えて来られたのでしょう。
 私にも伝えたいことがあります。いわゆる健常者といわれている人達の中には、表現という点においては、まるで手も足もでないような状態の方がたくさんいらっしゃいます。活性しない身体を抱えて、身も心もカチカチにしてしまっている方が、意外に多いのです。
 そして、歩けなくなっていく人達も今後増々、増えていくでしょう。そんな方を今から、増やさないためにも「芯体操」の役目は大きいかなと思っています。マッサージをさせて頂く時はいつも、やさしい気持ちで、しかも強い気持ちで向き合っています。
 心をこめて、祈るように身体と対峙しています。
 障がいを、持っていてもいなくても、人間にはなんら変わりはないのです。いかに潜在能力を持っているかは人類みんなに与えられている神さまのプレゼントです。それを生かすも殺すも自分自身なのです。「芯体操」の運動は、時として、その方の身体の癖を出してくれますので、自力で乗り越えてもらうためにしっかり対峙していただくこともあります。それほど、効果のある運動なのです。
 だから、身体も心も変わります。人生という舞台で精一杯表現できるように、ぜひ、楽しみながら少しずつ歩んで下さい。

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収穫の多かった向日市学習発表会       インストラクター 渡辺栄子

 昨年の十周年パーティーが終わった直後は、自分の体に芯が通り、隅々まで筋肉の繋がりを感じて嬉しい程の軽さを感じていました。
 しかし、次の日からは伸びた筋肉が縮み始め、上半身と下半身が捻れてきてしまい、左の踵が床に着かない、踵を押すことができない状態になっていきました。
 津田先生の「奇跡の芯体操」の中に「身体の歪み、縮みといっても、身体の中が見えるわけがないと思っている方が多いのですが、芯を感じることによって見事に歪みが見えるのです。」とありました。まさしく、私のことを代弁してもらっている気がしました。
 新年早々の教室が始まる少し前から1人暮らしをしていた義母との同居が始まり、今まで自由だった時間が一変してなくなり生活のリズムが狂ってしまいました。「籠の鳥」になってしまいました。
 教室でレッスンしている時だけは自由になれましたので、その時間を大切にしたいと考えるようになりました。すると今までの教室の中で見落としていたことの多さ!なんと集中力が欠けていたことか!目からうろこでした。
 自分と向き合うことで、発見がありすべてが楽しくなっていきました。
 向日市の発表会の練習を始める時には、私だけでなく何人もの人が自分の身体の歪みや縮みを感じていました。身体が変わる苦しみを喜びに変えようとみんなで頑張りました。逆立ちも真剣に練習することにより身体の使い方が分かってきました。直前までの追い込みと全員の「成功させるぞ!」という気持ちがひとつになり本番は集中して踊り、出し切りました。見てくださった方からは感激して涙が出たといって言っていただきとても嬉しかったです。今回の発表会は義母が同居したことで思いがけず収穫の多い発表会となりました。
 ありがとうございました。


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枚方市藤阪にある街かどデイハウスで講習をしてきました。                                                定兼信子

 街かどデイハウスは、要介護認定で非該当と判定された方などを対象に、地域でいつまでも自立した生活を送れるように支援されている所です。
 今回集まられた方は7名で80歳代の方が多くなかには90歳を過ぎた方もおられました。いつものように坐骨のりから始まりましたが、皆さん集中されて1時間があっという間に過ぎました。圧巻だったのはお手玉の上手なこと!おまけに「ハイ!」の声に助けられて膝のクッションもしっかりはいり、タイミングよくお手玉があがりびっくり!すばらしい!!所長さんの「無理したらあかんでぇ」の声もどこふくかぜ。 「楽しいわ〜 久しぶりに気持ちいいよね〜汗出てきたわ」とお手玉がすっかり気に入ったようでした。終わった後も、昔遊んだお手玉の感触を楽しまれていました。
 終わりの際には「いつまでも元気で長生きしたいわ。 また来てね」と言われてお別れしました。
 ご長寿にあやかりたい!


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編集後記                              定兼信子

 宮城まり子さんは80歳代の今も多方面で活躍され、今回の講習で来られた方も80歳・90歳代で元気に充実された生活を送られています。サミエル・ウルマンは「青春とは人生のある期間をいうのではなく、心の様相をいうのだ」と言っています。 年令を恐れることなく芯体操と一緒に青春の気持ちをもって過ごしていきたいものですね。


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