津田美智代の芯体操 Shin Experiences

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2013年4月号

 

「純粋な魂」とは?                芯体操代表 津田美智子

 書家、金澤泰子さんの娘、翔子(しょうこ)さんは、知的障がいを持つダウン症者です。以前、テレビに出演され、親子で書を教えていらっしゃる姿を拝見したことがあります。母泰子さんの気持ち、翔子さんの書は「純粋な魂の書」と言われることが、とてもよく伝わってきます。  
 人間は、色々考えるから不満や不安、嘆きが生じますが、翔子さんの世界はいつもその時、その場で精一杯生きていらっしゃるから満ち足りています。そんな翔子さんのつくり出す書に、多くの方が涙を流して感動されると言われます。  
 その言葉は、私に大きな意味を持って迫ります。1996年に、筋肉を失くして歩けなくなり、2002年に「芯体操」を生み出し闘ってきた中で、私も瞬間を生きることしかできなかった、長い時期がありました。  
 著書「奇跡の芯体操」にも書きましたように、魂だけで生きた時期は日常社会とは無縁の世界でした。只々、魂の求めることしかできなかったのです。身体と向き合うだけの世界は、絵を描いたり、太鼓のリズムに埋没したり、ダンスの作品を創ったりという力を私に与えてくれました。今思えばその瞬間、瞬間の空間を生きていたように思います。  
 生と死は隣り合わせ、苦しみと喜びも隣り合わせ、肉体のない魂はそんな感じでした。翔子さんの世界を知っている訳ではありませんが、純粋という点はどこか似ているような気がします。  
 自分が選んで生きると言うよりも、自然に生れてくるものと対峙しているような感覚だったのです。  
 筋肉が出来てきてこの世で生きられるようになった今、時には色々な感情が起きたりします。そんな時、翔子さんの生き方が、純粋に生きることの大切さを教えてくれます。忙しい毎日を送れるようになった今こそ、心にゆとりを持って、魂で生きたあの時期のことを忘れずに、自然に、純粋に生きていきたいと思います。

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芯体操と力士〜式秀部屋 in 恵光寺教室〜   式秀部屋  式守 秀五郎

 部屋を持ち、初めての大阪場所宿舎を恵光寺様にお世話になり、本多真理先生から力士達に芯体操へとお誘い頂きました。以前から相撲の稽古だけではなく色々な事を取り入れたいと思っていた私は、是非力士達に体験させて頂きたいと私自身も一緒に参加させて頂きました。  
 体操が始まり前半はリズムに乗ってステップ、少しだけエアロビクスの経験もある私は、このぐらいならついていけると思っていたら、中盤からはマットを戴き、ヨガにも似たストレッチ運動や腹筋運動に力士達も必死で頑張っている様子。終盤は横になりゆっくりと腹式呼吸へ。心臓の鼓動も落ち着き、このまま眠ってしまいそうなほどの心地よさ。芯体操が終わり立ち上がると、錆びた関節に油を注いだように手足が楽に動き体が軽くなったのは私だけではなく力士達も、「気持ちがよい!体が軽くなりました!」と汗びっしょり。いつもより顔色も元気に!  
 芯体操に感じたことは、芯体操という名前の通り、体のバランス、体の軸(芯)を整える全身運動である事は勿論のこと、特に腹筋に至ってはインナーマッスル(腸腰筋や横隔膜)を鍛え、肺や腸の臓器を活発にすることで血液の循環をよくし、気持ち(気)のバランスも整えて体に活力を与えてくれる秘薬のように思いました。  
 健康維持や体の調子を崩された方によいことは勿論ですが、怪我の多い相撲の世界、力士の体のバランスを整え、怪我の予防、パフォーマンスの向上に健康維持にも、芯体操を取り入れたいと思いました。少し覚えた芯体操を、稽古前のストレッチの時間に取り入れさせて頂いたのです。  
 また、本多先生の、生徒さんや力士たち一人一人への親切なご指導、体調のすぐれない方にマッサージを施すお姿を拝見しました。明るく楽しい指導に、芯体操の素晴らしさを経験させて頂くと共に、指導者としても勉強させて頂きました。ありがとうございました。


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劇団音芽ロミオ&ジュリエット〜Altro Sinfonia〜  劇団音芽代表 平橋佳代子

3月9・10日の2日間大阪西九条駅にあるクレオ大阪 にて劇団音芽10周年の記念公演となる『ロミオ&ジュリエット〜Altro Sinfonia〜』を公演させて頂きました。津田美智子先生、本多真理先生を初めとした多くの方々にご来場頂き、無事3回公演を終える事が出来ました。  
 劇団音芽は2002年に創立し昨年10周年を迎える事ができました。  
 劇団を始めた当初、まだダンスの先生もいない頃本多先生が私達の舞台をご覧になり、私達の身体使いをとても心配して下さいました。それがきっかけで芯体操を初めて約8年、10年前『芯』を知らなかった時とは大きく異なる表現ができる様になったと実感しています。芯体操に出会っていなければ今頃どんな舞台になっていたかと思うとぞっとします。  
 今回は3時間に及ぶ作品で、ずっと芯を意識しながら舞台に立つことはとても難しく、正直意識できずに立っていた時間もありました。しかし、芯を感じた立ち方や動きが出来た一瞬はとても心地良く、役柄、ジュリエットとしての感情を客席の一番奥まで届けられ、ロミオを愛する気持ちに芯が加わった時、世界で一番の愛を捧げる事ができたと感じました。その時の快感は何物にも変えられません。  
 ダンスシーンだけではなく、歌・芝居・立ち姿全てに芯体操で学んだ事を生かし、舞台に登場した瞬間に『音芽は他とは何かが違う』と感じてもらえる劇団を目指しこれからも芯体操の練習に励んで参ります。今後も劇団音芽をどうぞ宜しくお願い致します。


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編集後記                                本多

なんとあの白鵬が八尾恵光寺教室におしのびで来られました!エイプリルフールではありません(^o^)


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