津田美智代の芯体操 Shin Experiences

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2013年10月号

 

体幹筋を鍛えるということ            芯体操代表 津田美智子

 「芯体操」では日頃のレッスンでもよく体幹を鍛える運動をしています。著書「奇跡の芯体操」の中でも、ぶれない体幹をつくりましょうと提唱しています。しかし、この体幹の認識が私の体験から生まれて実践している運動と、一般的な運動と違うのではないかということに疑問を抱いています。
 体幹筋としてあげられている筋肉は、前体幹筋(腹直筋、腹横筋、腹斜筋、大胸筋)、後体幹筋(広背筋、脊柱起立筋、僧帽筋など)比較的外側の筋肉を鍛えるイメージなのです。
 これらの筋肉だけを意識して運動をしますと、筋肉を硬く強くするといった効果を得るために随分、的の外れた結果になってしまいます。そこで、インナーマッスルといって深層部の筋肉を鍛えるという言葉も出てくるわけなのですが、この方法がなかなか難しくて、結局は外側の筋肉を使ってしまうことが多いのです。
 私の体験から生まれた「芯体操」は、この深層部の筋肉(腰方形筋、大腰筋、そして脊柱起立筋や腹横筋などを実際に使う)という中から揺さぶり緩める運動を可能にしています。この方法で行いますと、筋肉隆々という身体づくりではなく、しなやかで柔軟性のある筋肉をつくり、ぶれない体幹をつくるための「身体の中に1本の芯を通す」という目標が可能になるのです。
 今まで、色々な運動をしてきたという方が、最近身体の不調を感じて「芯体操」の門をたたかれることが増えてきました。
 殆どの方が、間違った運動のやりかたをされていたということが分かります。身体のしくみは万人全て同じ機能を持っているのですから、基本となる使い方をしっかり身につけねばなりません。
 体幹の認識は手足、頭部を抜いた部分という考えが多いですが、「芯体操」の基本は足から頭まで筋肉をバランスよく保ち、「芯」を通すことが体幹を強くするという考え方なのです。腹筋や背筋を鍛えるという運動そのものを緊張、収縮するといったやり方で体づくりをしますと、縮み、ゆがみを持った深層部の筋肉は、増々硬く縮んでしまって循環の悪い身体をつくることになるのです。
 かかとから内側筋、深層部の筋肉をしっかり使って、骨盤、肩甲骨のゆがみを取り、脊柱をしっかり立てることが「体幹を強くする」ことにつながることを知ってください!
 「芯体操」のみなさんの身体は、今、正に進化を遂げようとしているのです。

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芯体操に出会えて良かった            大山崎教室 木下千恵子

 腰痛に悩んでいる私を見かねて、友達が何度も誘ってくれたのが、きっかけでした。最初は、足を伸ばして座れない、開脚して座ると後ろに倒れてしまう。自分でもビックリしました。解らない?できない?ことばかりで、3日間ぐらい身体が重くてしんどい!マッサージでさえどこを触られても痛くて苦痛でした。でも先生や教室の方々から励まされ、なんとか続けることができました。  
 2年ぐらいすると、足を伸ばして座れるようになり、湿布を貼らないと眠れない毎日だったのに、いつのまにか湿布を貼るのを忘れていました。まだまだ出来ない事が多いけれど、先生の言われることが少しずつ解るようになってきました。日頃の何気ない動作も、意識すれば身体を伸ばすことができることが解りました。今は体操に行くと、痛かった所も少し良くなり、気分まで明るくなります。苦手と思っていたダンスも、出来ないのに何だか楽しいのです。体操を休むと調子が悪い!体操に行けなくなったらどうなるんだろうと思うようになりました。上林先生,教室の皆さんのお蔭と感謝しています。本当にありがとうございました。

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編集後記

 思わぬアクシデントにより、先生が言われるように、『体幹は足から頭まで芯が通ってこそ鍛えられる』ことを痛感しました!全身が健康であることは、当たり前のことではなく、最高に幸せなことだと改めて感じました。 健康と芯体操に感謝を忘れずに、これからも歩んでいきたいと思います。

かんばやし


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