津田美智代の芯体操 Shin Experiences

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2016年5月号

死ぬ瞬間           芯体操代表 津田美智子

  からだのことに向き合っていますと、健全なからだと病むからだについて考えさせられることが多いのです。からだというものは本来、自由でしなやかで気持ちがいいと感じられ誰もが幸せになれるように存在できる創造物であると感じています。この世に生れてから死を迎えるまでの貴重な時間をどう生きるのかは人それぞれですが、からだに関しては人それぞれでは済まされないですよね。
 いくら気を付けていても、私のように、突然歩けなくなることだって起こりうるのです。それまでのからだは、今から思えば最高でした。引き合うことで自由に動ける機能を持っていたからこそ違いの分かる人になりました。でも不思議ですよね、持っていた感覚は全く変わらないのです。色々な症状に辛いことも多々ありましたが、からだ本来の持つイメージは不滅です。
 一度、死ぬ瞬間を味わいましたので、生かされている自分にできることを感謝の気持ちで表せたらと思っています。九一歳の母と向き合っていますと、人間の尊厳を教えられます。驚くような言動にこころ乱れることもありますが、高齢化社会になってきた世の中で、どこまで人間らしく愛し、愛されて生きていくことができるのかを問われているように思います。
 不治の病になってしまったとき、どういう気持ちで生き、死ぬ瞬間を迎えられるのかは私達人間の大きな課題かもしれません。最近よく、「芯体操に出会えていなかったらとっくに死んでいたと思います。」というお言葉をいただきます。私自身も芯体操を確立していなかったら・・・やはりそう思います。この手段があるからこそ、今を生きることができます。
 そんな時に、エリザベス・キューブラ―・ロスの著書『死ぬ瞬間』=死とその過程について=に出会いました。死とは、長い過程であって特定の瞬間ではない、人生の最終段階と、それにともなう不安・恐怖・希望・・・二百人への直接面接取材で得た「死に至る」人間の心の動きを研究された画期的な書です。
 二〇一一年に父を見送った時、自宅で頑張っていた父が直前に入院し、早く家に戻してあげたいと準備していた矢先に病院で亡くなりました。その時のもう一度家に帰してあげたかったという思いが忘れられません。
 もし自分に置き換えたら、どうしたいだろうとよく考えます。誰もがその瞬間まで幸せいっぱいで生きられますように・・・
 芯体操はそんなことを願っています。死ぬときまで元気にね!
必見!『死ぬ瞬間』E・キューブラ―・ロス  中公文庫 1048円+税

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お知らせ

★コ・ス・パSENRITOよみうり教室では、毎月八日から二十一日までの月、金曜日(一〇時三〇分から一二時)の体験講習が可能です。(講習料一〇八〇円)

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