津田美智代の芯体操 Shin Experiences

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2019年9月号

樹木希林さんの生き方
                     芯体操代表 津田美智子

 9月初旬、年1回の「芯健康セラピスト勉強会」を終えました。毎回勉強会についてのレポートを提出していただきます。10日ほどの日数がありますが、文章というものはなかなか手ごわいものと受け取っている方もいるでしょう。しかし、資料を準備するときの私の集中力は半端ではありません。セラピストのみなさまに、何を提起し、何を伝えたいかに、誠心誠意取り組んでいます。それに応えるようなレポートを期待しています。読む、書くという行動は、自分の思考をさらに深め、興味がわき、視野が広がります。
 芯体操という未知の世界に遭遇された方も、さらにセラピスト養成講座にチャレンジされたことも、大いなる前進の一歩であります。将来的には芯体操の運動とマッサージがドッキングし、さらに世界を広げ病気にならないからだづくり、自分のからだを自分でコントロールできる、病気に対してどのように向き合っていくのかを学んでいきたいと思っています。
 私の体験したことは、本当に奇跡的なことだったと、年月を経るにつれ強く感じます。からだの中のつながりや、方向性、運動があふれるように湧き上がってきます。絶対的な感性、効果、その方法をしっかり伝えたい、学んでほしいと心から願っています。医学の進歩という言葉に惑わされ、何かあれば直ぐに病院、薬、手術とあっという間に自分の意志が、流されてしまう世の中。
 未病の間に、自分のからだと向き合って、病気になりにくいからだを目指しましょうというメッセージを送り続け、本当に芯体操を続けて下さる年月が、どんどん長くなっています。自然治癒力を高める運動を続けること、まだまだ、出来ないことがいっぱいあります。芯体操が目指すからだになった時には本当に健康なからだになれるはずです。
 2018年9月15日に75歳で逝去された樹木希林さんの生きざまに感銘を受けました。ある意味自分に置き換えてみることもあり、こんな死にかたができたらいいなと思います。最後のロングインタビューをまとめた本『この世を生き切る醍醐味(だいごみ)』を今日読みました。テレビとかで垣間見る、自然体で生きる姿に惹かれていましたので、その生き方に改めて納得しました。
 がんになりながらも、仕事に命をかけながら全てを整理し、みごとな最後でした。彼女は、養老孟司先生が「僕はね、がんの検診は絶対に受けないんです」と言われたと語っています。「がんっていうのはね、出来てもまた消えてったりするんです。みんな、がんがいっぱい出来てるんですよ。年を取ってくれば、それが固まってくるんです。早期発見なんて喜んでるけど、あんなのは放っときゃあね、なくなっている可能性もあるんですよ」
 私は思わず、あっ!私と同じ人がいると思ったのです。

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美味しい母乳になぁれ!
                     渡辺栄子

 我が家に初めての男の子の孫が生まれました。母乳で育てようとがんばる娘は、9月の芯体操だよりを読み、自分の食べた物が母乳になり赤ちゃんが飲むんだと分かり、今まで何気なく食べていたものに気をつけるようになり、私も食事に気を配り、煮物や魚、野菜をバランス良く食べさせたいと頑張りました。文面にあった、「健全な体になると自然と美味しいものを選ぶようになる」と書かれている事が、分かったように思います。お陰さまで、母乳もよく出るようになって赤ちゃんもまるまると育っています。

 
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                     松本左千代

 『芯健康セラピスト』勉強会課題の1つに、「呼吸の訓練」がありました。私にとって興味深く感じられたのは「宇宙と息を合わせる」という呼吸法でした。息を吸うたびに『宇宙がわたしのなかに息を吹きこんでいる』とイメージし、息を吐くたびに『宇宙がわたしから息を吸いこんでいる』とイメージする。自分が息を吸うたびに、その息がからだ全体に、指先やつま先にまで浸透していくのを感じ、かつ息を吐く時にも同じ感覚を持つ、という不思議な体験でした。いつもは息を吸う時はからだの隅々まで満たされていく感覚ですが、吐く時は空気が抜けるように萎んで呼吸しているので、今回の呼吸法はとても意外なことに思えました。「宇宙と息を合わせ」ながら、もっと伸びやかで健康な心身に変われそうで、楽しみです!

 
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