津田美智代の芯体操 Shin Experiences

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2019年10月号

ナチュラルな生き方! 芯体操代表 津田美智子

 最近、ナチュラルフードに関心を持っている。野菜料理研究家カノウユミコさんの経歴を知ると、興味深い足跡である。子供の頃から、野菜が好きだったのかというと、好き嫌いが激しく、尋常でない偏食だったそうだ。しかし小学生高学年の頃、ひとつ年下の友達の家に遊びに行ったとき、友達が自分で料理を作っているのを見て、「料理って子供でもできるんだ!それなら私もやってみよう」と思ったのがきっかけで、料理に興味をもったという。
 それからは、料理の本を何百冊も読んだり、料理番組を見ながら独学、どうして失敗したのか原因を追究するためにプロ向けの専門書をたくさん読み、いろいろな料理にも興味があったので、和食だけでなく、中華、イタリア、インド、韓国、スペイン、ロシア、タイ、中近東料理などの各国料理やお菓子はもちろん、縄文時代の料理や中世の料理、江戸料理など、時代的な背景や地理的な背景を含めて料理を学んでこられた。また、栄養はもちろん、薬草やハーブの薬効から、陰陽、食養生に至るまで食べ物が人間に与える影響や、人間のからだのエネルギーを生み出す仕組みについてもとことん追求したというのだから驚きである。
 料理では調和をつくり出すことが大切、海の物、山の物、土の物、さまざまな食感、色、香り、甘さ、辛さ、酸っぱさ・・・それを自分の感性で調和させていくのが料理の醍醐味、そのためには、調理方法を学ぶだけではなく、好奇心を持って、たくさんおいしいものを食べ、美しいものをたくさん見、人生のさまざまな経験から学んで土台を作ることが何より大切だと語られている。何か、自分の気持ちとだぶってきて胸が熱くなる気持ちになる。
 私は結婚した当時、料理教室にも行ってないので今から最低一カ月間は毎日違うお料理を作ってみようと、料理本を片手に奮闘した日々を思い出す。子供が2歳になる頃から健康体操に没頭する日々が始まり、「自分が健康になりたい」から、「人を健康にしたい」につながり、今というこの瞬間を、夢中になって楽しみ、心からの喜びと共に生きていれば、夢や希望は叶っていくと思う。ジャンルは違えども同じ思いで生きている人がいること、そして、健康を考えたとき食べ物に関心を寄せることにも必然を感じている。確かに私はからだと対峙することでエネルギーを生みだすことができるようになった。自然治癒力を引出すことで多くの方が元気になられていることに大きな喜びを感じている。
 宇宙を考えるとき、自然破壊を生み出す人間の愚かさを知るとき、自然という原点に立ち返り、いらないものを廃し、出来るだけシンプルに生きたいと思う。ナチュラルフードとの出会いが、芯体操(運動)・食べ物・睡眠の調和を叶えてくれるように思っている。
「死ぬまで健康」でありたいものだ。

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編集後記               大石

 津田先生に『 ハギ ススキ、 クズ キキョウ、 ナデシコ オミナエシ、 フジバカマ 』 
と、七草の名前の覚え方を教わりました。やっぱりリズムが大事! 
 秋の七草は、薬用など実用的な草花として昔の日本人に親しまれたそうです。

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