津田美智代の芯体操 Shin Experiences

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2021年1月号

新年にかける思い            芯体操代表 津田美智子


                     

 新しい年が明けレッスンが始まっています。世の中の状況が刻々と変わり、そんな時の流れを肌で感じながら、年末から『歎異抄をひらく』という本を読み始めました。あまりにも有名な書なのですが、まずは解説書からチャレンジです。
 『歎異抄』は今から七百年ほど前、親鸞聖人の高弟・唯円によって書かれたといわれ阿弥陀仏の誓願(本願)→法然上人→親鸞聖人と「本願を信じ念仏し、弥陀に救われなさい」という教えです。「この世のことすべては、そらごとであり、たわごとであり、まことは一つもない」と親鸞聖人は断定されるのですが、何しろ全ての原文は奥が深く一筋縄ではいかないので、誤解がいっぱい生まれてきたのです。
 興味を持ったのはこの教えが「他力本願」であるということです。私は「自力本願」との違いを誤解していたように思います。親鸞はひたすら法然上人の教えを守り、その先には阿弥陀という絶対的な力によって、ぶれなかったのです。人は一人ずつ考え方が違いますが、弥陀に対する信心によって一つの信念が守られてきたのです。私は自力本願の方が大切かなと思っていた節がありますが、正しいと思っていることがそれぞれ違うからこそ、その基本となる考え方が一つにまとまることが大切だと思います。
 コロナ禍の今だからこそ、人は何を信じるべきか、世界中が心一つにして守らねばならないことを考えるときですね。それは一人ひとりが、自覚してしっかりした自力本願を持ちつつも実はもっと大きな声を挙げる力が必要です。でも私たち人類は「戦争は無くす!」といった、実体験をしていながらも正しいという観念すら持ち合わせない。
 私は、小学生の頃から、宇宙を創り見守る神さまの存在を信じてきました。何十年たった今も毎朝、お祈りします。だから、『芯体操』は、自分のからだから生まれたものですが、常に見守られているという感慨がありました。 自分の想いでありながら、絶対的な体験と解答を授かったからこそ、そこに本質があるのだと信じることができます。人の考えは色々あるけれど、真実を信じて歩むことこそ、今の世の中を生き抜く私たちに必要なのかもしれません。守ることはしっかり守り、地球規模で取り組む時が来ていると教えてくれた『歎異抄』でした!
=生きるため日々悪戦苦闘する我々だが、決して苦しむために生まれてきたのでも、生きているわけでもない。唯一生きる目的は、生命の歓喜を追い求め、獲得するためなのだ。=

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2021年に思うこと                圀府寺弘子

 新年一月からレッスンが始まりました。コロナ感染者の増加にも拘わらず、たくさんの生徒さんが来られて、芯体操だよりにある身体の使い方、呼吸法に時間をかけて勉強することができました。津田先生の言われているように『身体はいのち』・・・まさにその言葉通りで健康が当たり前と思っていたことが、ひっくり返る事態になっています。巣ごもりしていても身体は縮み機能が低下するのが目に見えています。芯体操は動き一つひとつの過程を重視して、芯化(進化)した一人運動が面白くなっています。だからこそ生徒さんが何を求めておられるのかを見据えていく力を養っていくこと、自分自身が熟していかなければ伝えられない難しさを忘れず、どうすれば体感できるのかをレッスンで学び、気付き、決しておごらずにいけたらと思います。芯体操を続けられる幸せに感謝!まだまだこれからです!

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                      大山崎教室 蒔田恵子

 私は、パソコンを使った仕事をしています。コロナウイルスが蔓延したことで、春からの生活は一変しました。週に何日か在宅勤務があり、会社に行かない日が増えました。
8,000歩あった歩数が、1,000歩前後しかなく目を疑いましたが、家ではずっとパソコンの前に座ったままですから仕方がないこととはいえ、気持ちも何となく沈みがちになっていました。入会時(平成29年5月)にあった右股関節痛も芯体操のお陰でなくなっていたのですが、教室もお休みになり又痛くなり始めてきた時に、お手紙を頂いたので、頑張って体操をしてみましたら、痛みがとれました。
 12月から、全て在宅勤務になることが決まった瞬間、毎日あの生活が続いたら、体も心も壊れてしまう! そうならない為に、机の横にマットを敷いて、仕事の合間にいつでも芯体操ができるようにしよう? そう思い立ち、すぐに家用のマットを購入させて頂きました。坐骨乗り運動、ゴムを使った肩甲骨のストレッチなど、写真付き解説を見ながら、短時間ですが体操をしています。パソコンの前で丸まり凝り固まってしまった首、背中、股関節が伸びている実感があり、体も心もリフレッシュできます。
 芯体操と出会えていたお陰で、前向きな気持ちで日々過ごすことができています。日中は、人と接する機会が無い生活ですが、上林先生や教室のみなさんに 会える日を楽しみに、日々頑張っていきます。

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孫のエネルギー                  上林かつ恵

 車の中でスッピッツの曲を口ずさむ長女(8歳)に「どうしてそんなに、覚えられるの?」と聞くと「覚えるまで、聴くの」と答える。物覚えが悪くなったことを、全て年のせいにしていないかと反省。部屋の中を走り回る二女(1歳4カ月)は、敢えて座布団やマットなど不安定な上を選んで、足を踏ん張り体幹をグッと引き締めバランスをとっています。周りはヒヤヒヤしながらも私は「芯を作っているな!」とにっこり。グルグル回ってドスン!何度こけても直ぐ立ち上がりにっこり!
 毎日が挑戦と失敗と成長の繰り返しの孫たちから学ぶことは一杯です!何歳になってもこの気持ちを忘れずに臨んで生きたいと思います。

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