2022年1月号
芯体操と共に歩む日々 芯体操代表 津田美智子
1975年に始めた健康体操の道から、2002年創立の『芯体操』も早や20周年を迎えることができました。新年を迎える度に今年はどのような年になるのかと思いを馳せながら歩んでまいりました。インストラクターや共に歩んでくださるみなさまに取りましても芯体操はお稽古事というよりも、からだを通しての唯一無二の必要欠くべからざる選択であったのではないでしょうか。それを信じて、更に楽しみながら健康になれる内容を提供できるように頑張っていきたいと思います。
芯体操は、頭で考えたものではなく、あくまでも私が自分のからだにお付き合いする中で自然に生まれたものです。今年も変わらず、「骨を引き離す」「関節を緩める」「深層の筋肉を繋げて伸ばす」がスローガンです。その基本は、芯体操の呼吸法を使いながら行う数々の運動にあります。難しくはなく感覚を知ることなので、何回も繰り返す中で身につけることなのです。
昨年の新聞でご紹介しましたように、大谷翔平選手の練習方法を知ってみると、とにかく研究熱心であり、何度も繰り返す姿に感銘を受けました。プロだからという前に、人間として集中力を身につけることはとても重要だと思います。
続けていけば少しずつ分かってきます。そのせいか最近からだが変わってきた方が増えているのでとても嬉しく思っています。
足掛け何年とよく言いますが、まずは、石の上にも三年、さらに五年、十年・・生きている限りということです。
しっかりからだとお付き合いくださいね!
そんな折に榎本栄一氏の詩集『群生ぐんじょう海かい』にこんな言葉がありました。
「おなじようなこと くりかえす 日日であるが
この日日から 私は いろいろなことを
無尽蔵に学ぶ」
「自分がどれだけ 世に役立っているかより
自分が無限に 世に支えられていることが 朝の微風のなかでわかってくる」
新型コロナウイルスの広がり方が尋常ではなく、もはや第6波に突入したかと言われている昨今、お教室の存続を祈り、いつも心とからだと対峙しながらの日々から多くを学びます。お正月明けのレッスンでは、動くことの喜びが満ち溢れ幸せな気持ちにさえなれるのです。やることはやる、守ることは守る、強い信念を持ち強いからだを生み出したいものですね。
さあ!今年も精一杯レッスンに励みましょう!
上林かつ恵
昨年は、腹式呼吸がもっとしっかり出来るようになりたい!という想いが強くあった中で、パーフェクトの曲に合わせて呼吸と動きが一体化するとこんなにも気持ちいいという事を体感させて頂け、喜びと共に頑張ることができたのは私の中で大きな成果でした。課題はまだまだ一杯ありますが、それでも自分の中に特にこれ!という目標を持つと、はっきりとした行動に移せ、積み重ねていけると思いました。
年末に片足の脛骨にのる運動のレッスンを受けた時、グラグラで弱いなぁ・・・という気持ちで年を越したので、今年は脚のねじれを解き美脚になる!を目指そうと思います。どこまでできるかという未来への楽しみと、なぜ出来ないかを考え工夫する過程も楽しみたいと思います。
初レッスン 大石恵
1月4日、亀岡教室での初レッスンです。津田先生の動きに、唯々、ついていきます。
エルトン・ジョンの曲も心地よいリズムとして身体と一体化してきます。身体を動かす喜びが、
わき上がり、そしていつの間にかシーンと集中して自分の身体と向き合っています。
やはり『芯体操』です。『芯体操』が、私の心と身体をしなやかに優しくしてくれます。
一昨年、昨年のコロナ禍の教室休止という想像もしなかった事態を乗り越えた今だからこそ、
一日一日を大切に毎回のレッスンを教室の皆さんと一緒に励みたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。