2023年1月号
今年も芯体操に守られて 芯体操代表 津田美智子
昨年は20周年記念を祝うという大切な1年間を過ごしました。2002年創立から5年ごとの記念日を大切な区切りとしてハイアットリージェンシー京都でパーティーを開いてきました。2022年の大切な年を生徒さんと共に祝いたいという気持ちは私とインストラクター全員の想いでした。 前年の2021年春からスタート、自粛でレッスンの休止もあり、それでも芯体操をしていれば、免疫力がアップして感染予防の働きをしていると強い気持ちで乗り越えてきました。誰もがからだと対峙しつつ教室存続を願い協力してくださいました。そのお蔭で殆どの方が共に20周年を迎えることができました。 盛大ではないけれど、大切な日々のレッスンを楽しみながら自分たちにできることを発表したり、どきどきしたり、そしてサプライズプレゼントを用意して驚かせたりいっぱい膨らんだクリスマス・ウィークを楽しめましたか?特にプレゼントのハンカチは、今治タオルのみなさまが、心を込めて刺繍してくださり、高島屋の店員さん達がメッセージを一人ずつに包装してくださったり、本当に私が 大切にしている「真心」をたくさん頂きました。 だからこのプレゼントはやはりたくさんの人々の思いがこもった愛情なのです !芯体操で心もからだもしなやかに、その優しさを多くの人に伝えたいと思っています。 ところで、今日のお話には落ちがあります。昨年12月19日〜24日のイベント、私のレッスンは、24日が最終日でした。丁度クリスマスイブの夜、ホッとして用事を思い出し、車に取りに行き、真っ暗な中で後ろのトランクを横から手を伸ばし不自然な状態で歩こうとしたとたんにこけてしまいました。 両足動かないまま倒れたのですが、スローモーションのように伸びて最後に顔を打ちました。日頃からみなさんに「絶対こけたらだめですよ」と言っていたというのに・・・車の後ろに自転車が置いてありそれについていたワイヤーに両足がスポッと入っていたらしい。直ぐに洗面所に走り血が付いた眉間と鼻柱を直撃していたことが分かりました。とっさの判断で冷水で30分ぐらい冷やし続けました。これで腫れないはず。25日はインストラクターとの食事会を何とか終え、新年のレッスンは行けない? お知らせしたかったのはここから、 鼻柱はど真ん中に傷がある。どうなるかという時心は落ち着いている。 そこからの快進撃、乾かないように引き攣れたら塗り薬を買って、これはダメだと外科で傷を治したいと別の塗り薬、なんと傷口が膨張して3日目に血の塊がずるっと取れた。傷が無くなった。信じられない出来事でした。あんなこけ方をしたのに自然治癒力の凄さを感じました。また、からだの芯が救ってくれました。からだの萎縮もレッスン3日目ですが、殆ど快適です!未だに不思議です。芯体操は身を助けます。 今年もよろしくお願いいたします。
「目標を持って」 大石 百合子
去年のレッスン最終日、寝屋川教室では、20周年記念日になりました。いい天気にも恵まれ、淡いグリーンのカーテンの大きな窓のある部屋で、生徒さん全員が揃いました。 『パーフェクト』 『光の海南』 『世界にひとつだけの花』の選ばれた3曲を踊りました。この日まで、たくさんの時間教えていただきました。20年程前の作品もあり、生き生きと踊られる先生と共に、インストラクターみんなで振り返ることができて、楽しい時間になりました。ダンスを初めて、自分の教室で披露することは、課題だらけでしたが、このレッスンを積み重ねることで、自身の大きな目標となりました。時には緊張で眠れない日もありましたが、積み重ねが支えになりました。一つのことを作りあげていくことを学ぶことができました。 今年は、さらに楽しいレッスンを目指すという新たな目標を持って、励みたいです。よろしくお願いいたします。
「未来に」 大石 恵
昨年末、寝屋川教室にお邪魔しました。とても皆さんが、明るく居心地の良いお教室です。からだの感じ方をとても大事にしておられました。『光の海南』を教室担当大石百合子インストラクターと披露したのですが、見て頂いた後の布扱いの優しいこと。布も綺麗に翻っていました。 何年も前になりますが、吹田教室、鴻池教室にもお邪魔しました。竹原響子、岸上裕子インストラクターが、担当しているお教室です。どのお教室も芯体操を学びたいという気持ちに満ちていました。この三人は、学生時代に津田先生と出会い、津田先生の手合わせ、足合わせ運動等々、たくさんの直接的な指導を受けて育ちました。舞台は勿論、色々な場所でダンスを踊り太鼓演奏もしましたね。たくさんのことを津田先生の下で経験してきた芯体操の若きインストラクターです。それぞれの教室も10 年以上の歴史を刻み、結婚、出産。たくましい(!?) お母さんになりました。人生の先輩でもある生徒さんに芯体操を伝え、共に学ぶ中で、さらに成長し続けています。 彼女たちと共に、芯体操を未来に繋げていくことそれが私の願いです。どんな形で繋いでいくかそれを模索する時でもあると思っています。